今年1月に96歳でフルマラソンを完走されたというニュースを拝見しました。96歳は国内最高齢です。
ランナーズ4月号で奥山新太郎さんについて知りました。
ランニングを開始されたのが49歳(!)。56歳でフルマラソンに初参加して4時間56分で完走されています。自己ベストは翌年57歳で4時間20分。その後も継続的にフルマラソンに出場されて、今年のいぶすき菜の花マラソンで8時間37分で最高齢96歳で完走となりました。
練習は3日に一度に10km。200m走っては200m歩くの繰り返しで90分かけて走られるそうです。フルマラソンでも同様のペースで走られているのだとか。
最高齢で走るのもすごいですが、49歳でランニングを開始されたのもすごい。町内会の運動会をきっかけに練習を重ねていくうちに走れるようになって楽しくなったとのこと。
『人は何歳まで走れるのか? 不安なく一生RUNを楽しむヒント』を読んだ影響もあると思いますが、つくづく「走る」という行為は人間の基本的な動作であり、事故や怪我、大きな病気がなければ、生涯通して続けられるスポーツなんだなと感じました。
プロランニングコーチとして活躍されている金哲彦さんは大腸がんを患ったにも関わらず、乗り越えて今もマラソン大会に出場されています。意欲があれば、がんといった大病でさえも乗り越えていけるのだと勇気づけられます。
「自分は◯◯◯だから(、xxxできない)」と自分に何かしらの言い訳をしてできない理由を探していることがしばしばあります。年齢だったり、時間だったり、仕事だったり。人それぞれ理由は異なりますが、大抵は似たようなものです。
しかし、大きなハンデ(年齢や病気など)を抱えているのにも関わらず、それを乗り越えて何かを成し遂げている人もいます。そういう人たちを目の当たりにすると、自分の言い訳が恥ずかしくなりますね。
ウルトラマラソン100kmを完走したことで、自分の限界は想像しているよりももっと向こうにあるのだと身体が教えてくれました。走っている最中はとても辛くて、止めたくなることもたくさんありましたが、足が前に進めるのであれば、いつかはたどり着く。自分にできることは足を交互に一歩ずつ前に進めることだけ。一歩一歩の距離は短いけれど積み重ねていけば100kmも完走できる。
自分の限界は、自分が想像しているよりももっと向こうにある。「まだまだ」だと自分につねに言い聞かせていきたいものです。