GW、いかがお過ごしでしょうか。
私はカレンダー通り昨日から休日でした。
GW中は外出したり、スキルアップ向上のための勉強、読書などアクティブに活動されている人も多くいるでしょう。
しかし、普段忙しいからこそ、この期間に身体のストレスを解消させることも重要だと思います。しっかり休養することでその後の仕事や活動により勢いをつけられますからね。
体の休養も大事ですが、脳内ストレスも解消させたいところです。
脳のストレス解消におすすめなのが「ぼーっとすること」。
デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)というのがあります。何も考えずにぼーっとしているときに活性化され、何らかの課題に取り組んでいるときの20倍も活発に動いているといわれています。
このときには、脳内で断片的になっていた記憶などを整理しているいわゆる「デフラグ」をしているのです。
何も考えていないときこそ、脳が活発に活動する。なかなか面白いですね。
家や公園などでただひたすらぼーっとする、瞑想するのも良いですが、さらにランニングをかけ合わせることでより効果的です。つまりは「ぼーっとランニング」です。脳科学者の茂木健一郎氏は「瞑想ランニング」と名付けています。
通常の瞑想やウォーキングと比べてランニング(ジョギング)はほどよい運動強度とリズムによって「ランナーズ・ハイ」に近い多幸感をもたらすことがあります。 特にエンドルフィン、ドーパミン、セロトニンなどがウォーキングよりも多く分泌され、気分の安定・幸福感・意欲向上につながるとのことです。
「ぼーっとランニング」についていくつかポイントを紹介します。
- いつも走り慣れているコースを走る
- 早朝など人があまりいない時間帯を選ぶ
- 音楽などを聞かない
- Garminなどスマートウォッチを見ない
- 激しい運動強度にしない(50〜70%程度)
耳と目による情報を減らして適切な運動強度走り続けることで、だんだん脳内がヒマになってきます。するとだんだんぼーっとしながら走るという体験を味わうことができるでしょう。