本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

"練習"の目的と意図を明確にして日常的に行う

ランニング系のYouTube動画を見て、ランニング練習には大きく3種類があることを知りました。

1つ目はポイント練習。スピード練習やペース練習といった、負荷をかけた練習を指します。
2つ目はつなぎの練習。日々のジョギングやリカバリージョグのような、軽めの運動で体を休ませる目的の練習です。
そして3つ目がロング走。長距離を走ることで体に負荷をかけ、持久力を高める練習になります。

これらの練習は、1週間の中で負荷のバランスを考えて組み立てることが重要です。毎日高負荷の練習をしてしまうと、体を壊してしまいます。そのため、高負荷の練習の翌日はつなぎとしてリカバリージョグを入れるなど、計画的な調整が必要ということです。

何より大切なのは、練習の目的を明確にすることです。ただ漫然と走るのではなく、「なぜこの練習を取り入れるのか」「この練習の目標は何か」を考えながら取り組むべきです。

筋トレも同様です。以前にパーソナルトレーナーから初回ヒアリングで、体を引き締めたいのか、疲れにくい体にしたいのか、それとも筋肉を大きくしたいのか、と目的を聞かれました。それぞれの目的に応じて負荷や回数が変わってきます。また、毎日同じメニューを繰り返すのではなく、どの部位に負荷をかけているか(鍛えているのか)を意識しながら、鍛える部位を日ごとに変えることも大切です。

とはいえ、最初は何事も継続しなければ話になりません。どんなに優れた練習プランがあっても、続けられなければ意味がありません。最初のうちは「ただ走るだけ」「ただ筋トレするだけ」でも十分だと思います。そうして体が慣れてきたら、少しずつ負荷を上げていきます。負荷がうまく調整できなくなったら、外部から新しい知識を取り入れ、計画を見直す。そしてPDCAを回して改善しつづけていきます。

運動系は分かりやすい。仕事ではどうか。
仕事にも"練習"を取り入れることはできます。

  • 文章を書くときにこんな表現を入れてみよう
  • 最近読んだ本で知ったこの書き方でプログラム書いてみよう
  • 商談ではこんな提案をしてみよう

もちろん、すべての場面で"練習"するわけにはいきません。大事な商談で"練習"をして失注してしまうわけにはいきません。

『営業の科学』という書籍では "「楽勝商談」と「惨敗商談」で質問の幅を広げてみること" を勧められています。

高橋浩一(著)
かんき出版 (2024-04-11T00:00:01Z)
¥2,420

 

 

まずは仮説を立ててその結果をフィードバックされていき、そして次に活かす。毎日少しずつでも改善していくことで微差を積み重ねて長期で大きな成長となっていきます。

失敗してもよさそうな場面で、目的と意図を込めた"練習"を重ねていきたいところです。