最近はChatGPTをシステム構築に関する設計や技術的な相談に使うことが増えてきました。AWSで構築する場合にはどのサービスを採用するか、OSSを使って自分でホスティングするか、既存システムのリソースを活用できないかなど様々な選択肢があるなかで、事前に用意した選択肢のメリット・デメリットを出してもらったり、よくある構築例を教えてもらったりと、気軽に相談しています。
そして、返ってきたアイデアをもとにさらに質問を重ねていくうちに、最初は考えていなかった別のアプローチや「そもそもこの作業自体必要ないんじゃね?」といった気づきを得られることもしばしばあります。
今まではこういうのをアイディアベースを口に出したり、Notionなどのテキストにまとめたりしていくうちに考えが整理されていきますし、他人からレビューしてもらうことで、自分では気付けなかったヌケモレが浮き彫りになっていきます。
そうした壁打ち相手やレビュワーの数が多ければ多いほどいいですし、職種も広いほうが新たな視点を得られやすくなります。しかし、置かれている環境によっては、常に適切な壁打ち相手がいるとも限りませんし、多忙な人だと気軽に相談するのも少々気が引けます。そういうときに、ChatGPTが壁打ち相手になってくれるのはとても便利です。
どんなにアホな質問をしてもバカにされないし、めちゃ細かいところも何回もしつこく聞くことができるので、最初の壁打ち相手として最適だと思っています。ある程度カタチになっていったら、ChatGPTにロール(役割)を与えて、ツッコミどころがないか、上に持っていく前に必要な観点を指摘してもらうこともできます。
そうして、一旦固めたものを人にレビューしてもらうのが良いと思います。ここでレビューを入れることで、ヌケモレの観点というよりもこれからこういうことをやろうとしているという合意形成につながっていきます。押し進めるにあたって障壁がないか、事前調整が必要なところがないかなど、機械的に測れない、人間的な視点が必要になってきます。
ChatGPTを壁打ち相手として活用することで、自分の脳内整理にとても役立ちますし、誰かに相談する前に整理しておくことで余計なコミュニケーションをなくすことができるので、これからもどんどん活用していこうと思います。