先月の話になりますが、足の裏にある魚の目を取りました。
走っていると、しばらくしてから左足の裏に違和感、軽い痛みを感じるようになってきました。普段の生活ではほとんど気にならないのですが、ランニングである程度距離を踏むと、徐々にその存在を主張してくる感じです。右足はまったく問題がありません。
最初は「タコが靴に当たっているのかな」くらいに思っていたのですが、意識して触ってみたり、違和感の出方を観察しているうちに、どうやら魚の目のようです。
タコと魚の目の違いですが、タコは皮膚の表面に角質が厚くなるものですが、魚の目はその硬い芯が皮膚の内側に向かって食い込む形になります。タコは基本的に痛みが出ませんが、魚の目は芯が神経を刺激するため、押されると痛みがです。
正直、痛みはそこまで強くありませんでした。無視しようと思えばできるレベルです。ただ、走るたびに少しずつ気になり、普通に歩いているときにも「なんとなく違和感がある」という状態が続くのは、やはり気持ちが悪いものです。マラソンシーズンに入るこの時期に処置するかどうかは少し悩みましたが、試しに自分で取れるところまで取ってみようと決めました。
本当は病院で処置してもらうのが安全だと思いますが、やりすぎて逆に悪化するのも嫌だったので、まずは爪切りを使って、表面の皮を少しずつ削りながら様子を見ることにしました。結果として、明確な「芯」のようなものは見当たらず、かなり小さい魚の目だったのだと思います。それでも処置後に歩いたり軽く走ってみると、違和感や痛みは確実に軽減していました。ひとまず、原因は取り除けました。
魚の目が厄介なのは、ランニングに限らず、日常の行動全体にじわじわ影響を与えるところだと思います。仕事でも同じで、たった一つのボトルネックがあるだけで、全体のパフォーマンスが落ちることがあります。さらに厄介なのは、その問題を無理にかばおうとすると、別の部分に歪みが出て、結果として全体のバランスを崩してしまうことです。
だからこそ、まずやるべきなのは「魚の目はどこにあるのか」を特定することです。見当違いの場所をえぐってしまえば、怪我をするだけで終わります。仕事や生産性における魚の目は、足の裏と違って一目では見えません。表に出ているものもあれば、深く隠れているものもあります。
ただし、場所さえ正しく特定できれば、あとはそこを取り除くだけで、驚くほど全体が改善することがあります。仕事でも同じで、システムのボトルネックを潰すだけで、スループットやレイテンシが改善していきます。
普段、自分の行動や思考を縛っているものは何なのか。知らないうちに踏み続けて痛みを感じている「自分の中の魚の目」はどこにあるのか。そこを見つけて、正しく取り除くことができれば、もっと楽に、もっと前に進めるようになります。