本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

自身の「カオスエンジニアリング」は万全か

子どもが春休み中なので、先週火・水で妻の実家に帰省していました(帰省といっても1時間程度で行ける距離なのですが)。
私は仕事をしているので、家にはひとりだけ。久しぶりにゆっくりと集中して仕事ができました。

事故は翌日の水曜日の朝。8時ぐらいに妻から電話がありました。
どうやら義母が階段から転げ落ちてしまい、頭を打ってしまったとのこと。意識はあったもののかなり痛そうで、頭頂部に大きなたんこぶができているとのことでした。

救急車を呼んで病院に搬送されることになり、フォローと子どもの面倒を見るために急遽休みを取って義母が搬送された病院に向かいました。幸いにも内部出血や骨折など脳に異常はなく、頭部と肩、腕の打撲で済みました。
妻は夕方まで実家に留まり、私は子どもを連れて帰宅することにしました。

義母の家は3階建てで、階段の勾配はやや急なのにも関わらず、手すりがない状態でした。以前から手すりを取り付けようと妻とその弟で話していたらしいですが、後回しになってしまいました。
今回の事故を受けて、その日に手すりを取り付けたようです。

 

今回は幸いにも大事に至らなかったものの、いざというときのために日常からいかに備えておくかを考えさせられました。
事故を未然に防ぐための手すり取り付けはもちろんのこと、保険証等の書類をどこに置いておくか、緊急時の連絡先をどこに書いておくか、などを事前に考えておく必要がありそうです。
義母の意識があったので保険証を探してもらいましたが、意識がなかった場合にとても困ってしまいますね。
(※義父は他界しているため、義母は一人暮らし)

事故ばかりでなく、大地震などの災害にあった場合も同様で、不測の事態に備えすぎても不足はないと思います。
食料・水、災害グッズは準備している方だと思いますが、今回の件を受けて、いざというときの取り決めなども考えておく必要があります。

 
 

IT業界には「カオスエンジニアリング」という用語があります。
システムの本番環境に対してわざと障害を発生させることで、自動修復や障害対応の手順を確認することが目的です。要は防災避難訓練のIT版ですね。

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普段から備えをしているから大丈夫!と思っていても、「いざ」が発生すると想定していなかったことが起こることが多々あります。わざと障害を発生させて不備になっている点を洗い出すことで、「いざ」が本当に起きても大丈夫な状態にしていくことができます。

自分自身に「カオスエンジニアリング」を当てはめられるか考えてみたときに、わざと事故に遭うことはしたくないので、「仮に」事故にあったと想定して事前に備えておいた物資や取り決めが十分に機能するかを確認することをしていく必要があるのではないかと思った今日この頃です。