5月15日で35歳になりました。自分としてはまだまだ若いつもりでいたのですが、気がつけば30代半ばに差し掛かってしまいました。
今日はせっかくなので35歳になってからの心境について書こうと思います。
ITエンジニア定年？
IT業界にいると必ず耳にする「ITエンジニア35歳定年説」。原典はわかりませんが、技術の早い流れについていけなくなっていることや体力の低下などが理由としてあるそうです。昔、新しい技術に馴染めず古い技術やツールに固執しているおじさんエンジニアに遭遇したことがありました。同時に35歳を超えても常に新しい技術を貪欲に吸収し続けるエンジニアもいました。私は当時は20代でしたが、35歳超えても歩みを止めずに学び続けようと思ったものでした。
体力低下？
35歳になった今、どうなったのでしょうか。まずは体力面。よく30歳を超えてくると体力的に辛くなってくると聞きます。今までハードワークをあまりしたことがなく本当に体力が落ちてきたのかは正直わかっていません。最近は徹夜をしなくなったのですが、技術同人誌や登壇資料をギリギリまでやらずにほぼ徹夜に近いことをやっていて、体調が少し崩れやすくなった気はします（自業自得ですが）。
運動嫌いで食べるのが大好きなので社会人になってからは順調（？）に体重を増やし健康診断では黄色信号と判断されてからは、運動をするようにしました。最初は週1パーソナルトレーニングを最低限やっているだけでしたが、最近は自主的に週2～3回ジムに通い、食事管理したので体重がどんどん減ってきました。体つきもかわってきて明らかに筋肉がついてきたと実感しています。
子どもと遊んだりでかけたりするとすぐに眠くなってしまうので、筋肉がついたからといって体力がついたとは思いませんが、体調面ではここ数年間で最も良い状態だといえます。
学びについて
2015年2月にSansan株式会社にITインフラエンジニアとして転職入社しました。何を学んだのか、やってきたのかはあまり覚えていないのですが、過去のブログ記事を読み返すと、Vuls（脆弱性検知ツール）をつかったり、デプロイ基盤を改善したり、GCP をやったり、Spinnaker の導入など、外部勉強会やカンファレンスで何回か登壇する機会もいただきました。
AWS LambdaでVulsを使おうと試みた話 - 本日も乙
July Tech FestaでConsulとStretcherを使ったデプロイについて発表してきました + 感想 #jtf2017 - 本日も乙
AWSとGCPのマルチクラウドについて話してきました(+補足) - 本日も乙
Google Cloud INSIDE Digital に登壇 & 継続的デリバリーツール Spinnaker について - Sansan Builders Blog
CloudNative Days Tokyo 2019 に登壇してきました - Sansan Builders Blog
July Tech Festa 2020 に「プロジェクトチームで取り組む実践的なクラウドコスト最適化」というテーマでオンライン登壇しました - Sansan Builders Blog
JAWS DAYS 2021に登壇&参加してきました - 本日も乙
技術書典ではじめて技術同人誌を執筆し、商業誌として出版される経験もさせていただきました。
商業誌版「Spinnaker入門」刊行によせて - 本日も乙
「Amazon Web Servicesコスト最適化入門」の商業誌版が刊行されました - 本日も乙
昨年12月、研究開発部（R&D）に異動し DevOps エンジニアとしてやっています。研究員がつくった機械学習モデルやエンジンをプロダクションレベルに持っていき、サービス稼働の安定化を図るのがお仕事です。インフラエンジニアでやっていたのとあまり変わっていないタスクもありますが、自分のプログラミング力がないせいでソースコードのレビューや実装まで今後は踏み込んでいきたいです。
最近は、EOL となった Ubuntu 16.04 LTS サーバ郡をやっつけることタスクをやっています。Ansible を使うことが多くなり、Zenn でアウトプットしています。
成長鈍化？
まだまだ学びたいことややりたいことが多くあって日々インプットとアウトプットをしているつもりですが、どうにも自分の中ではしっくりきていないこともあります。今の環境では色々やらせてもらっていますが過去の延長線上にあることをやっているだけではないのかと問答し続けています。今の部署に異動したのはタイミング的には良くて自分が出せる成果を1段階引き上げらればと思っています。現時点ではまだまだですが、足りないものが多いので一つずつ潰していきたいと思います。
最後に
いつものやつを貼っておきます。よろしければ…
