本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

インフラエンジニアBooksに登壇しました

3月16日にインフラエンジニア Books というイベントで、以前に執筆した「Amazon Web Services コスト最適化入門」についてお話させていただきました。

infra-eng-books.connpass.com

登壇資料は Speakerdeck にあげています。

インフラエンジニアBooksとは

「技術書を100倍楽しむ」

インフラエンジニア向けの書籍を取り上げ、その著者を招いてのライブトークイベントがメインコンテンツです。 著者と出会い、楽しく本を知り、仲間を作るーー“インフラエンジニアBooks”はそんな場所です。 対象の本を読んだことがある方はもちろん、まだ読んでいない方も気軽にご参加ください!

月に1回のペースで開催されているインフラエンジニア向けのイベントで、インフラエンジニア向けの書籍を題材に著者に語ってもらうというものです。インフラエンジニアの端くれであったため、過去のイベントに参加していました。

経緯

「Amazon Web Services コスト最適化入門」は技術書典で出した同人誌が商業誌として出版された本です。

技術書典9で「Amazon Web Servicesコスト最適化入門 第2版」を頒布します(割引特典あり) - 本日も乙

「Amazon Web Servicesコスト最適化入門」の商業誌版が刊行されました - 本日も乙

業務としてAWSとGCPのコスト管理をしていたことから、この本を書くきっかけになり、その取り組みについてJuly Tech Festa(JTF)2020で登壇させていただきました。

July Tech Festa 2020 に「プロジェクトチームで取り組む実践的なクラウドコスト最適化」というテーマでオンライン登壇しました - Sansan Builders Blog

JTF の実行委員であるエーピーコミュニケーションズの永江さんが私のセッション動画をご覧になったことがきっかけで、永江さんが主催されているインフラエンジニア Books で本の紹介をしませんかとオファーをいただきました。

過去のイベントで登壇されている著者たちは著名な方ばかりで、本もインフラエンジニア界隈では知られている本ばかりです。対して私の本はあまり知られているわけでもなく、オファーをいただいた瞬間は著名陣に並ぶことに躊躇していましたが、こういうのは何事もチャンレンジするのが大事だと思っているので、秒で思考を切り替えて承諾しました。

発表内容について

承諾したもののどういう話をしようか検討がつきませんでした。事前打ち合わせで「この本を読んでもらえるような内容」「JTFで話した内容をベースに本を紹介」というアドバイスをいただいたことで、書籍の紹介を延々とするよりかも AWS コスト最適化に関して自分なりの知見や考えをベースに構成を練ってみました。書籍で書かれている内容の大半は AWS サービスの料金体系やコスト最適化するためのポイントを紹介しているのですが、同じ話をしてもつまらないですし、そういったノウハウよりもプロセスを話した方が、現場レベルでコスト最適化したい方にとって嬉しいだろうと思いました。

最後に

正直、私の回で参加者数は少ないんだろうなぁとたかをくくっていたら、まさか150人も参加登録してくださるとは思ってもみなかったです。また、事前に資料を公開したことで、はてブ数が250超えることになりとても驚いています。イベントでも話しましたが、コスト最適化って地味で大半のエンジニアは食いつきもしないと思っていたのですが、私の想定以上にコスト最適化に興味を抱いてもらえたようで嬉しいです。
私自身、最近の異動でコストに関する業務をしなくなったのですが、「エンジニアであればコスト最適化スキルは必須」という言葉を胸に刻んで日々研鑽をしていく次第です。
最後に、登壇する機会をいただきましたことに感謝いたします。