本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

何を言ったかではなく誰が言ったか

不思議なことがあるものです。

先日、弊ブログの『ダルビッシュ有に学ぶ「継続のコツ」』という記事がプチバズりしました。

blog.jicoman.info

昨年の6月に書いた記事が今頃になって急にアクセス数とはてブ数が増えたのか不思議でした。先日にダルビッシュ有さんが日米通算200勝を達成されたからなのかと思っていたのですが、調べてみるとXのポストが起因になっていたようです。

多くの人にブログ記事を読んでいただけたのはとても嬉しいですし、ブログ更新の励みになりますね。

今回のプチバズりした最大の要因は「ダルビッシュ有」が言った内容を紹介していたからだと思っています。仮にブログタイトルに「ダルビッシュ有」を入れずに書いたところで誰も見向きされないでしょう。「日米200勝を達成したダルビッシュ有」が言ったからこそ内容に価値があるのです。まったく同じ内容を無名の私や、継続を体現できていない第三者が語ったところで、誰の目にも留まることはほとんどないでしょう。

めちゃくちゃ面白く人の目を引き付けるような文章を書けたとしても今の情報過多時代においてはその文章をまず読んでもらうまでに途轍もない苦労を伴います。炎上覚悟で人の感情を逆なでするようなタイトルとかをつければ別かもしれませんが、そんなことはしたくありません。

X(旧Twitter)などのSNSが良い例で、自分がいかに良い文章(だと思っている)を書いてそれを宣伝したところで、わざわざブログのリンクをクリックして読みに来ることはかなり難しいです。今回のようにフォロワー数が多い方が紹介してくれない限りツイートも見てくれないですし、その先のリンクに到達されることもありません。

自分が書いたもの、生み出したものをいかに注目してもらうかは「誰が言ったか」を利用するのが良いです。読んでもらいたいターゲット層で多くの人が注目している著名人が言ったことを引用して自分の言葉を語る。著名人の権威を借りることになるので、抵抗感が出てきますが情報過多の時代、仕方ないと割り切るしかありません。誰の目に留まらないので良ければ好きに書いても個人の自由ですが、自分の書いたもの・伝えたいものをできるだけ多くの人に届けたいと思ったら権威を借りるなどの工夫は必要になってくるでしょう。

ただし、著名人が言った内容だけだとパクリになるので、それを引用レベルに留めたうえで自分の考えや意見をメインにすることは忘れないようにしましょう。