本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

自分のファンを増やすことと、はてなブログの有料記事販売について考えてみた

昨日は終日勉強会に参加(と言いつつ予定があり午後で離脱)。テーマは「自分自身をメディアとして捉える」。

自分自身を広告塔なり雑誌なりに捉えて、コンテンツを継続的に提供することで読者(=ファン)を増やしていくという戦略で、自分自身がどういう読者層に読んでほしいのか(ファンになってもらいたいのか)を考えて、その読者層に合わせたコンテンツを提供するということだと理解した。

私自身をこの戦略に当て込んで考えてみると、はてなブログやZennなどのブログプラットフォーム、TwitterやFacebook(最近はThreadも)、技術同人誌/商業誌といった複数のチャネルを持っていることになる。

はてなブログとZennは以前記事に書いたように、内容によって使い分けをしている。TwitterはIT技術系のフォロー/フォロワーが多いことから技術的なつぶやきが多いし、Facebookは業界外の友人が多いことからプライベートや非技術系の内容が多い。

blog.jicoman.info

少数ではあるが技術同人誌を頒布した際に、私が今までに執筆した書籍を購入いただき今後の作品も楽しみにしていると言っていただける方が何人かいた。これは、私自身、あるいは私が作り出すコンテンツのファンがいるということになるだろう。とてもありがたいし今後の励みになる。

こうした顕在的なファンは対面やSNS上のやり取りで知ることができる。潜在的なファンはSNSのフォロワー数やブログのPV数、はてなブログの読者(はてなブログ特有機能)などから推測することができる。潜在的ファンの一部が顕在的ファンにつながることを考えると、今後は潜在的ファンを増やすことを意識していきたい。

 

話が変わるが、6月30日にはてなブログの記事を有料販売できるようになった。有料記事を販売するためにnoteに移行したほうがいいのかとうっすら考えていたので朗報である。

blog.hatenablog.com

しかし、私自身が有料記事を販売するとなった場合、どのようなコンテンツを提供すればいいのか。もしくは私自身と読者にどのようなメリットをもたらすのかを考える必要がある。

一つの参考として、はてなブログの著名ブロガーであるシロクマ (id:p_shirokuma) さんの記事を紹介する。

p-shirokuma.hatenadiary.com

この方が言っている「自分のゲーム」は、上に書いたような自分自身のメディア戦略であったり、編集方針であると捉えている。

私のブログはこの方のスタンスと似ており、専門性で収益を狙うだけなら技術同人誌やKindle個人出版など別のチャネルを利用すれば良いし、このブログは読んでいただくとわかる通り、雑記メインで日々思ったことを書いているだけなので、収益化を狙うようなものではない。

ところが、自分のファンが一定数いる場合、そのファンに向けたコアなコンテンツを提供するために有料記事を提供するというスタンスはどうだろうか。極端な話、芸能人や著名人がここでしか書けない、話せないコンテンツを提供するという、YouTubeのメンバーシップや投げ銭、サブスクに近い。

当然だが私はインフルエンサーでもなんでもないので、いきなり同じことをやったところでたかが知れている。しかし、ごく少数の顕在的ファンがいる(はずだ)し、これからファンを増やしていく方針をとっていくとしたら、こうしたアプローチはアリなのかもしれない。

具体的な内容は考えられていないが、パブリックに出しづらい、プライベートや過去の過ちや恥ずかしいエピソードを打ち出していこうかなと検討している。価格は100円程度。

表には出しづらいし、皆に読んで欲しいわけではないけど、お金を出してまで読みたいという奇特な人はお好きにどうぞというスタンスが合っている気がする。

外に出しづらいけど話したい、書きたい内容を有料記事というフィルターがあることによって、心理的な安全性をもってさらけ出せるし、過去のトラウマへの禊を済ませることが私のメリットになるはずだろう。