前回の技術書典15に引き続き、今回もブース出展してきました。
今回の参加者は2,600人とのことで、前回の2,200人を上回りました。確かに人は多くて時間帯によってはブース前が混雑してバタついていましたw
x.com技術書典16オフライン会場は17時をもちまして閉幕いたしました。オフライン会場の来場者数は2,600人でした!そして技術書典オンラインマーケットでは引き続き6月9日(日) 23:59まで #技術書典 16を開催しています。紙の本を買うと電子書籍が付いてきて送料も無料📚️✨https://t.co/TlmRiQbvPg pic.twitter.com/Ru6UU8zsno
— 技術書典 公式アカウント (@techbookfest) 2024年5月26日
今回の技術書典は所属会社でも出展をしていて、その新刊づくりに時間を割いていたので、新刊を出すことはできませんでした。
個人ブースは既刊しかないのでモチベーションが下がって何も準備しないで参加しようかなと思っていたのですが、前日の夜になって突然何かやらなければと思い始めてチラシを突貫で作りました。
夜中の2時に出来上がったのをアクセラに納品して朝の8時に印刷完了。急ぎの連絡をし忘れていたので諦めていたのですが、間に合わせていただいたのはとても感謝しています。
BigQuery本は電子版のみの販売とはいえ、見本誌がないと見せられないので、アクセラで1部だけモノクロ印刷。USBが必要あったので高田馬場のドンキで買ってきました。朝からバタバタw
やってよかったこと
前日にダイソーでクリアブックカバー、カードスタンド、ポップホルダーを買ってきました。下の記事がとても参考になりました。
今まで値札は手書きだったのですが、上の記事を参考にMacのKeynoteで下手なりに作成してプリント。
ポップも作りました。適当にあった厚紙を切って印刷したポップに貼り付けて仕上げました。
参加者のブース立ち寄りの様子を見ると何人かがポップを見て立ち止まっていたので一定の効果があったと思います。これは続けたいですね。
ブース巡りと人との交流で知的好奇心が広がる
完売目的で30部しか刷らなかったので15時ぐらいに完売。その後は適当に会場をうろついていました。
いつも思うのが、技術書典は技術系の同人誌イベントではあるのですが、ジャンルが本当に幅広いということ。私が最も関わりがあるWEB・クラウド系の他にもアプリ開発、機械学習、IoT、組み込み系、さらには採用や勉強法、ヘルニアなど技術とは直接関係が薄いものまでw
会社内や普段行くような勉強会だと似たような人としか出会わないのですが、こういった会場に行くと技術系ではありながらも自分とは関わりがない分野の人とも出会えるので、知的好奇心を広がります。
ブース出展していると、自分にとっては自明であることも他分野の人にとっては未知であることがあり、説明や質問への回答に戸惑うことがあります。
例えば、「ビックデータとBigQueryは何が違うの?」とか。
誤解してほしくないのはそれについて馬鹿にしているわけではありません。私がその分野についてたまたま知っているだけで、他分野でもたぶん同じぐらいの知識や理解でしかないでしょう。むしろそういった質問や会話をしてくれることで自分にとっての自明であったことが他人にとっては未知であることを再認識できたのはとても良かったです。
まとめ
技術書典はオンラインでの開催もありますが、偶発的・偶然性のある出会いはオフラインでしか体験できないものです。 オンラインだと技術書典サイトだったりX(旧Twitter)などのSNSでの情報がメインとなってしまい、本のタイトルや概要でしか判断ができないため、その時点では興味がないと思っていても実際に会場に行ってみると興味を持つかもしれません。
技術書典に限らずオフラインだからこその出会いと、興味アンテナの本数を増やすことを心がけていきたいものです。