前回の技術書典13に引き続き、技術書典14でもブース出展してきました。前回の参加者数が1,600人だったのに対し、今回は2,100人と大幅に増えたようです。
前回の様子 blog.jicoman.info
ここ2年ぐらい参加者数が少なかったことから、本の頒布数もあまり良くなかったことと、新刊を書く時間が取れなかったことから、今回は新刊を出さず、既刊のみとなりました。また、一切の前準備もなく、当日の朝に急いで軽く準備するぐらいでかなりラフな感じでした。既刊の在庫を無くしたかったので、今回は大幅に値段を下げてひたすら在庫を減らすことに専念しました。
今回は入場者数が多く、ブースに来てくれる人も多かったので、既刊の在庫をほぼ無くすことができたので良かったです。今回は売り子もおらず、ワンオペだったのですが、ほとんど休む暇もなく、トイレ休憩と知り合いのブースへの挨拶と新刊購入のために一度だけブースを離れただけでした。
忙しくて終わった後はヘトヘトになってしまいましたが、久しぶりにお会いできた方もいたし、本も売れてとても楽しかったです。次回の技術書典にはなんとか新刊を出したいですね。
戦利品
気になる同人誌はすぐに買ったほうがいい
何人かが本を立ち読みしていて、良い反応を示しているのにも関わらず、買わずに立ち去ってしまう人がいました。自分の本がいいとか、買うべきとか言うつもりはまったくありませんが、同人誌の場合は少しでも気になったらすぐに買ったほうがいいです。特に紙の本は。なぜなら、その本が今後も販売される保証がないからです。
BOOTHやとらのあなで紙の本や電子データでの販売が気軽にできるようになりましたが、著者の問題で販売が中止になることがあります。
紙の本の場合、印刷するのにお金がかかります。ある程度部数が見込めるなら単価が下がるので収益が見込めますが、見込みが薄い場合は少数刷ると高くついてしまうため、印刷をしないことになります。趣味活動をされている人もいますが、慈善活動ではないため収益が見込めない場合は印刷をしないという選択をとることになります。電子データなら印刷コストがかかりませんが、著者側の都合で販売を中止になることもあるので、いつでも購入できる保証はありません。
商業誌の場合は、印刷部数が多ければ流通されているので書店や古本屋で見つかりやすいです。また、最近はPOD(プリントオンデマンド)といって、注文が入ったら必要部数だけ印刷する方法もとっている出版社もあります。よほど昔の本で部数が少なくなければ商業誌はいつでも購入しやすいです。しかし、同人誌の場合は個人が出版しているため、よほどの売れ本でない限り、部数も限られますし個人の事情で購入できないことが多いです。
同人誌との出会いはまさに一期一会です。気に入ったらすぐに買っておいて、Twitterなどで本を褒めまくりましょう(これ大事!)