本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

技術書典13のオフライン開催でブース出展してきました

9月11日に池袋サンシャインシティ 文化会館ビルでオフライン開催があり、ブース出展してきました。オフラインでの出展は技術書典11と第5回技術書同人誌博覧会が最後だったので約1年ぶりです。

今回のオフライン開催では参加者が約1,600人とのことで、前回のトライアル開催より明らかに賑わっていた感じがしました。

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今回はオフラインでのブース出展について振り返っていこうと思います。

よかったこと

  • 久しぶりにお会いできた方がいた。もっとゆっくり話したかったけど参加者が多くてゆっくり話せなかったのが心残り
  • 新刊間に合った!今回は(も?)締め切りギリギリで落とすところでしたが何とか間に合うことができた
  • 即売レジというアプリを使って売上集計した。今までは紙で集計していたが、売り子のオペレーションを楽にするために取り入れてみた。紙本の残数を数え間違えずに済むのが一番のメリット
  • 既刊のAWSコスト本を求める方が多かった。円安による影響が大きいと思われる
  • 前著(AWSコスト本 マルチアカウント編)がとても良かったと言ってくれた方がいた。直接の声を聞けるのはオフラインならではの体験
  • 自意識過剰かもしれないが、既刊を買っていただいた方がファンということで新刊も買ってもらえた。継続的に活動してきてよかった

改善したいこと

現金支払いに対応していなかったこと。かんたん後払いが公式から提供されているので、お釣りを用意しなくてもいいことと、売り子のオペレーションを増やしたくないため現金の扱いをしないと決めていた。
しかし、実際には数名程度現金の希望があり、お釣りが要らなかったので本の受け渡しはできたが、ダウンロードカードを用意していなかったので電子版を渡すことができなかった。次回はお釣りとダウンロードカードを用意する。

新刊のBigQuery本の内容が技術書典の参加者層にあまりマッチしなかった(と思う)。ブースに来て手に取ってもらえるものの実際に購入する割合は体感で約50%だった。技術書典に来る人はニッチな技術同人誌を求める方が多いため、新刊の内容が平易に感じてしまったのではないかと推測している。またテーマがぼやけていると感じていた。 既刊のAWSコスト本は「コスト」に絞っていたので刺さる人には刺さり、好評いただいた。またテーマも明確だった。次回作はテーマを明確にエッジを効かせた内容にしたい。

既刊の紙本を用意すべきだった。マルチアカウント編は受注生産なので後で入手できるが、本家は印刷コストの問題で今回は印刷を見送った*1。しかし、紙本を求める人がかなりいることから既刊であってもある程度は紙本を用意しておくべきだった。

表紙をちゃんとしたい。今までデザイン素人の私がGIMPをつかって表紙を適当に描いていた。AWSコスト本の同人誌版と商業誌版のサンプルを持っていったのだが、内容はほぼ同じであるのにも関わらず商業誌版を手に取る人が多かった。当然ながら素人の適当な表紙とプロが描いた表紙ではクオリティ面では比べようもないが、見た目のインパクトで手にとってもらう確率が上がることを体感した。

さいごに

大変な状況下でありながらもオフライン開催をしていただいた技術書典の運営局、そして来場して本をお求めいただいた方々にお礼を申し上げます。

*1:ページ数が多いので技術書典が提供している後から印刷ができない