本来の私は、自分に甘いので何かを継続したり、成し遂げたりするのが苦手な人間です。
「これはやるぞ!」と決心したとしても、日々の忙しさにかまけてサボってしまいがちになります。
大前研一氏の人生を変えるための名言があります。
(ソースを知りたいのですが知っている方いれば教えてください。)
人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。
決心したとしても、それ以外の要素を変えなければ自分を変えることはできないということですね。
1つ目の「時間配分を変える」について。
人生において自分にとって重要なことを一日に使える時間の中から天引きしておく必要があります。
天引きしておく意識をもたないと、周りから流れてくるものに時間を埋めされてしまい、気がつけば1日が終わり、1ヶ月が終わり、1年が終わり・・・ということになります。
もう一つ、天引きをする以外に自分を良い意味で縛る方法として、「締切をつくる」ことです。
締め切りがあることで、タスクの終わりを意識することができ、何をいつまでにやらなければならないのかが明確になってきます。
先日、技術書典15開催の案内がありました。
技術書典は、技術書を書いて頒布するイベントで、コミケの技術書バージョンみたいなものです。
ここしばらくサークル出展はしていたものの、既刊しか出していなかったのでそろそろ新刊を出したいと思いました。
ただ、新刊を出したいと思っても期限がないとズルズルいってしまうのは先ほど述べたとおり。なので技術書典にサークル申し込みすることで期限を意識的につくることにしました。
また、ここで宣言しておいて、締切を意識すると同時に新刊を出すというプレッシャーを自分に与えることになります。
技術書典に限らず、常に自分を追い込んでいくことで、自分の成長につなげていきたいものです。