本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

技書博5で「AWSコスト最適化入門 マルチアカウント編」を頒布します

6/19(土)に開催される第五回 技術書同人誌博覧会(技書博)で「Amazon Web Servicesコスト最適化入門 マルチアカウント編」を新刊として販売します。

gishohaku.dev

どんな本なのか

前著「Amazon Web Servicesコスト最適化入門 第2版」の続編という位置づけです。同人誌でありながら200ページ超と、コストというマイナーネタでよく書きまくったと我ながら関心していたのですが、マルチアカウントに関してちゃんと書いていなかったなと後から気づきました。というよりも私自身がAWS Organizationsに詳しいわけでもなく、組織の管理をしているわけでもないので、マルチアカウントにおけるコスト最適化の知識があまりないので書けなかったのです。

技術書典9で前著を出してから新作のネタもなく、コロナ禍も相まってしばらく執筆作業はお休みしていました(商業誌を出すための加筆、修正はやっていました)。今回の技書博は初参加なのですが、オフライン開催ということで久しぶりにイベントに参加したくなってきました。コロナ禍で感染リスクを考えると、命の危険もあるし家族に迷惑をかけてしまうので参加すべきではないと思います。油断せずに行動すべきだと個人的に思っていますし今までも十分に気をつけてきたつもりです。ただ、本音を言うと1年以上オンラインで仕事と生活をしてきて、状況は厳しいことは承知しつつも、少しぐらい羽を広げてもいいじゃないかという気持ちにもなっています。幸い(?)技書博では、事前登録制で参加者を制限するうえ、知名度的にそこまで人数が来るイベントではないとのこと(失礼!)なので、十分な対策をして参加しようと思った次第です。

話がそれましたが、本書は久しぶりの新刊を出すにあたって、書き残してきたマルチアカウント、AWS Organizationsとコスト最適化にテーマを当てています。AWS Cost ExplorerやCUR、AWS Budgetsも登場しますが、前著の知識が前提で書いています。新ネタとして商業誌を出した後に出てきた、AWS Cost Anomaly Detection(コスト異常検出)、AWS Budgets Actionsを取り上げています。また、過去のブログで書いた、CURを分割してメンバーアカウントに共有する方法と、NAT Gatewayのコスト分析も含めています(むしろ本を書くためにブログで下書きしたという感覚です)。

かなり狭いテーマなので、人を選ぶかと思いますが、AWS Organizationsでアカウント管理をしている人にとっては、損にはならないはずなのでぜひお手にとってもらえると嬉しいです。

販売体系

すでにBOOTHで販売しています。

booth.pm

技書博でブース販売する際には、物理本と電子版セットでお値段変わらずに頒布します。すでにBOOTHで買ったけど技書博に行くよ!という方はブースで言っていただければ物理本を差し上げます。電子版については、ダウンロードカードを渡すので、記載されているBOOTH URLとZIPパスワードから頒布データを取得できるようにします。

技書博に参加される方へ

技書博は事前登録制になっていて、以下のサイトからチケット申込みが必要です。チケットは無料です。午前の部は終了していて、午後の部しかないので急いで申し込みしましょう!

passmarket.yahoo.co.jp

当日お会いできるのを楽しみにしています。