本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

クリア率0.01%のマリオコースをクリアする動画を見て思ったこと

疲れていたり、ぼけーっとしたいときについついYouTubeを見てしまいます。私はある一つのことを極めた人の動画を見るのが好きなのですが、この方の動画が特に好きでたまに見ています。

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任天堂Switchソフト『スーパーマリオメーカー』で公開されている、「鬼畜」レベルの激ムズコースをクリアする動画を上げているゲーム実況系YouTuberです。

マリオメーカーは、マリオのコースを自由に作って遊ぶことができる大ヒットソフトです。作ったコースを公開することができる機能が備えられていて、マリオメーカーを購入した人なら誰でもプレイできます。

みどわんさんは、公開されているコースの中でクリア率が0.01%程度の多くの人がクリアできない難しいコースに挑んでクリアをされています。

どのぐらいの難しさなのか、見た方が早いので以下の総集編をご覧ください。

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※音量大きめ注意です。

動画を見ていただくと分かりますが、まず何をやっているのかさっぱり分かりませんw 私たちが子どもの頃に遊んでいたマリオとは全くの別物です。クリア動画を見ただけだとなんでこういう動きができるのか、どうやってそのクリア方法を見つけたのか、まるで検討がつきません。

動画のタイトルにあるようにこれらのコースをクリアするために「4,000時間」と膨大な時間をかけられています。おそらくコースをクリアするために地道にクリアするための方法を調べて試して、そしてクリアをされたのでしょう。この動画は5年前のものなので今はさらに時間を費やしているはずです。

私なら開始数秒で訳も分からず死んでしまうような鬼畜コースに挑もうとする気すら起きません。この方について存じないですが、おそらく熱意だったり、クリアしたときの達成感を味わいたいために挑まれているのでしょう。

失礼かもしれませんが、マリオメーカーのコースクリアしたからといって何かの生産性に寄与するとは思いません。むしろ貴重な時間をゲームに費やしているのです。YouTubeの広告収入があるにしても費やしている時間に対して費用対効果が悪いでしょう。

でも、何か熱意をもって一つのことを突き詰めた人というのは、外野から見ていてとても魅力的に映るものです。少なくとも私はこの方のファンになっています。

たいそれたことでなくても、くだらないことでも、特異点として突きつけることができるのなら、魅力的存在となり、後からファンができてくるのだと考えるに至りました。

YouTubeは自分の好きなことや得意分野をコンテンツ化している人たちの集まりです。たとえジャンルがマニアックだったとしても刺さる人には刺さるのです。少し昔にYouTubeのCMで「好きなことで、生きていく」とあったように、今は自分の中にある細分化された強みを活かせる時代になっていると思います。自分には何があるのか、何ができるのか考えていきたいですね。