先日、『折り紙 美しさを超えて』というNHK記事を読みました。
小学2年生で長期入院していたときに薬包紙を折ることがきっかけだったそうです。興味の赴くまま色んな折り方を見つけていった結果、工業製品として活用されたり、教育現場でも注目されているそうです。
たかが折り紙、されど折り紙。
一つのことをただひたすらに無我夢中になって続けた結果、誰にも真似ができない領域に到達されているといえます。
この方は始めた当初は工業製品や教育現場で使われるなんて1ミリも思っていなかったはずです。長期入院でやることがなくて当時身近にあった紙で折ったことが、今は世界中で評価され注目される作品を生み出すに至っています。
一見価値がないと思っているものでも、ただひたすら突き抜けていくと、技能となり、芸術となり、大きな価値と多くの人を巻き込む結果を生み出している事例だといえます。
まさに「10年、偉大なり。20年、恐るべし。30年、歴史になる。50年、神の如し」を体現している方だと思います。