先週土曜日に子どもの幼稚園運動会がありました。ちゃんと参加ができるか不安でしたが最後まで参加できて一安心です。
種目の一つにパラバルーンがあるのですが、私の小さい頃を思い出してもやった記憶がなく馴染みがないレクだったのですが、子の療育先でもやっているし、妻も知っている様子だったので私が知らないだけで周知されているものなんですね。
パラバルーンというのがあるんだ、と終わっても良いのですが、ふと自分の中でどういうものなのか調べたくなったので、Googleさんに聞いてみることにしました。
パラバルーンとは
Wikipediaに概要と由来について説明があったので引用します。
パラバルーン(英: Paraballoon)は、直径3mから8mの円形の軽い布のふちを、集団でタイミングよく上下や回転させたりして遊ぶレクリエーション遊具である。
1974年に甲南女子大学教授であった水谷英三により考案された遊具で、名前は道具が「パラシュート」と「バルーン」を掛け合わせたものに由来し、防水加工をした三角の薄いナイロンやパラシュートのクロス地を円形に縫い合わせてある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%B3
1974年ということは私が生まれるより前に考案されたのは驚きですね。私のいた保育園ではやった記憶がないので、当時はそこまで広まっていないのか、たまたま保育園で採用されなかったのかどちらかなのでしょう。
Googleトレンドで調べてみると、2012年・2013年頃から検索数が増えてきているのが確認できます。運動会で使われているからなのか、毎年9月に検索数がピークになるのが面白いですね。
地域別に見ると、兵庫県、千葉県、大阪府、埼玉県、神奈川県、京都府、愛知県、東京都がトレンドにあがっていたようです。他の都道府県もまったく検索されていないとは思えませんが、先に上げた都道府県が活発なのだと予測できます。
パラバルーンが採用されている理由
パラバルーンが考案された当時はインターネットがないので、どうやって広まったのかわかっていませんが、採用されている理由がいくつかあることがわかりました。
- 低年齢、障害児でも取り組める
- 子どもから大人まで楽しめる
- 簡単な動作(しゃがむ、仰ぐなど)で一体感を生み出すことができる
- 音楽に合わせて動くことでリズム感を養える
- 人数の調整がしやすい
- 準備が容易(パラバルーンとBGMだけ)
- ある程度の広さがあればどこでもできる
1〜4は子どもの教育に役立ち、5〜7は大人の事情で採用しやすいのだと思われます。
まとめ
時間をかければ全国に広まった経緯や、現場で採用されている理由を調べることができそうですが、時間の都合で軽めの調査に留めることにします。