チームメンバーとの1on1や社内でのコミュニケーションで最近感じているのが、結果がどうなるかやってみないとわからないからとりあえずやってみること、そしてそれを早くやることが大事だということです。
たとえば、あるツールやライブラリを導入してみようというときに事前にドキュメントや開発環境での検証はやってみて感触がよさそうなので、いざ本番環境に導入してみたらパフォーマンス的に問題があって導入を断念したことがありました。
また、別部署にこういうことができませんかという問いかけ・提案をしていったが感触がイマイチで難航しそうだということを聞きました。
結果だけ見れば失敗に終わったように見えますが、やってみないと分からなかったことですし、次にやることが見えてきたということで大きな進歩だったということです。当たり前のことなのですが、やる前から失敗を恐れて何もしないよりも、良さそうだと思ったら失敗を恐れずに失敗を次に活かせると思ってやってみることが大事ですね。
そして、やってみることのスピード感も大事かなと。一つの試行に長時間かけたのはいいけど結局駄目だったときに失った時間とコストはかなり大きいので、スモールスタート・ミニマムスタートで周りからのフィードバックや結果をもって軌道修正していくことで成功確率があがっていくのではないかと思った次第です。
Working Out Loud
スピード感に関連するものとして、最近、はてなブックマークで上がってきた「Working Out Load」という思考様式。
Working Out Loud 大声作業(しなさい)、チームメンバー同士でのトレーニング文化の醸成 - スタディサプリ Product Team Blog
作業の途中であっても、Slack(チャットツール)などメンバーの目の触れる場所にアウトプットしまくるというものです。
自分が何をやっているのかを周りに知ってもらうことで、やっていることが明らかに間違っていたりもっと良いやり方があるときに周囲からフィードバックをしてもらえるし、賛同して一緒にやってくれる人もでてくるかもしれない。
実際にはそういう空気感・文化にしていくための土壌醸成があってこそなので、チームリーダーやマネージャー次第ではありますが、一メンバーとしてひたすらにアウトプットしていくことは実践できるのでまずはそこからやってみるのが良いかと思います。
私自身、手を動かすのが遅いので、まずは手を動かしてやってみること・アウトプットしまくって周囲のフィードバックをもらいながらスピード感を出していくことを自戒を込めてやっていこうと思います。