本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

『これを読んでいるとき、僕はこの世にいないだろう』を残せるか

妻の親戚の方が最近亡くなられました。がんで亡くなられたのですが、毎年検診に行っていたが発見されず具合が悪化した際の検査で全身に転移して余命2ヶ月の状態だったとのこと。その方の意向で妻たちには伝わらないようにと配慮していたらしいです。

余命2ヶ月と時間は少々でも残されていたため、死後についての準備はできていようで、葬儀や事務手続きは滞りなく進められたとのことです。不謹慎かもしれませんが、多少の時間があったので亡くなられるまでの間にご家族の心の準備やその後については覚悟できていたのではないかと思います。

私の義父(妻の父)は妻が若い頃に急死されたとのことで、年齢も若い時期に突然の別れとなったので、心の準備はおろか葬儀などすべてが大変だったと聞いています。

こういう出来事があると、どんなに体調と健康に気をつけていても死は突然やってくるものだと常々思い知らされます。明日、私が病気や事故などで死んでしまう可能性もあります。そうなったときに残された家族のために何をしてやれるのだろうと考えさせられます。一応、生命保険や団信には入っているので死後に家族が路頭に迷う可能性は低くしているつもりですが、その手続きやなどについてはまったく伝えていないので、そういったお金が入ることも妻が気づかない可能性があります。

よくマンガなどで『死んだらこれを読んでくれ』という手紙を残しておいて、冒頭に『これを読んでいるとき、僕はこの世にいないだろう』というまえがきがあるのですが、そういった死後に何かしらのメッセージややっておくことなどをちゃんと残しておくことが必要なのではないかと思い直した次第です。