本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

多種多様に知的好奇心を持つことの重要性

先日参加した勉強会で、多種多様なジャンルに対して知的好奇心を持つことの重要性について話がありました。

自分の人生において大きな影響を与えるきっかけというのは、自分が思ってもいないところからやってくることが多いです。

そして、その出会いの確率を上げるには、様々な分野への出会いが必要です。知識として吸収し、頭の中で想像して、感情が揺さぶられることによって、自分の世界が広がっていきます。そして、元々もっていた専門知識と組み合わえることで、新たな発見や化学反応が起こります。

書籍『プロフェッショナルの条件』で、以下のような記述がありましたので引用します。
 

これらについての理解がなければ、自らの専門知識が不毛となる。専門知識でさえなくなる。知的な傲慢とはなっても、生産的な存在ではなくなる。
 
なぜならば、今日、重要な新しい洞察の多くが、まったく別の専門分野、別の専門知識から生まれているからである。
 
プロフェッショナルの条件 Part5 第2章「専門知識を一般知識とする」から引用

前の文章がないと1つ目の文章の意味がわかりにくいですが、ここでは2つ目の文章を取り上げたかったのです。

今日では、一つの専門分野・専門知識だけで飯を食っていくことは難しくなっていると思います。多様な専門知識を理解した上で、それらを組み合わせることで、新たな価値を生み出す可能性があります。
 
今回の気づきを得たことで、こどもの頃は多くのことに好奇心をもっていたはずが、大人になり、時間の余裕が持てなくなってきたことで、好奇心の範囲が限られるようになってしまったと反省です。

自分が持てる時間内の数%でもいいから、自分が今まで知り得ないことを深掘りしていくことを意識していきます。