昨日は、弊社ITインフラエンジニアによる自社開催の勉強会がありました。
運用にはまったく関与していないですが、元ITインフラエンジニアとして参加しないといけないと思い参加。予定があったので最初の30分と最後の懇親会だけ参加となりました。懇親会ではTwitterで知り合いのSREの方と初めてオフラインでお会いできました。
登壇者は弊社エンジニアで、トップバッターは新卒でITインフラエンジニアとして入社し、私がメンターとして担当していた若手でした。私が異動した後に担当したシステムのリプレイスに関する内容を発表されていました。
彼は今まで社内のLT(5分ぐらいの発表)はしたことはあるものの、外部向けの登壇は初めての経験だったため、前日から寝れなかったそうです。登壇中もかなり緊張していましたが、しっかり内容が伝わってきて良い発表でした。
誰しも初めてのことは緊張しますよね。私も初めて外部勉強会で登壇したときは緊張しました。しかし、一回体験すると次からだんだんと緊張しなくなってきます。
登壇直前はちょっと緊張しますが、前日から寝れないほど緊張することはないですね。登壇資料が期日までにできるかが心配なぐらいですw
私の場合は、中学生の頃に生徒会長として全校の前で話したり、大学生・大学院の論文発表など人前で話す経験が何度かあったので、一度登壇経験ができることで、次からは耐性(?)ができてそんなに緊張しなくなったと思います。
初めてのことでも何度か経験することで、「なんだ、こんなもんか」と後から思えるようになり、それが当たり前となっていくのだと思います。
やる前は怖気づいて、かなりの葛藤があるようなことでも、一回でもやってみると案外「なんだ、こんなもんか」と思えるようになるものです。
人前で話すという行動をおこすことで、次第に人前で話すのが当たり前になっていく、ということですね。
今回登壇した彼には、今後も外部の勉強会やカンファレンスで登壇してみようと提案しました。彼は「実力がついたら」と言っていましたが、私は逆で登壇などの機会を得ることで実力がついてくると思います。
登壇すると決めることで、そのために何を話すかを考えるようになります。普段の業務で話すようなことでもないようなことでも切り口を変えることで話のネタとして昇華でき、アウトラインを決めて内容を練っていくうちに、その業務に関する周辺知識が身についたり、理解がより深まっていきます。
私は来週にデブサミでAWSコストに関して登壇するのですが、当時のAWSコスト業務では意識してなかったFinOpsについて今回調べてみることで、自分の中で理解ができたと思います。
そういう思考になれたのは、登壇することを経験したからだと思います。一度も登壇したことがない人からすると、信じられないと思いますが、私はこれが当たり前のことになっています。
今後も、自分の中で怖気づいていたり、億劫になっているようなことでも、えいやでやっていくことで、日々当たり前の基準をアップデートしていこうと思います。