AWS Organizationsのススメ的な記事を以前に書いた際に、デメリットの一つにAWSアカウントの削除が面倒ということを書きました。
先日のアップデートでアカウントのクローズが簡単にできるようになったとのことです。
Closing an AWS account - AWS Organizations
クローズのやり方についてはクラスメソッドさんの記事が参考になります(いつもありがとうございます)。
[アップデート] AWS Organizationsでメンバーアカウントを簡単に削除できるようになりました | DevelopersIO
上の記事にも書かれていますが、注意点がいくつかあるのでまとめます。
- AWSアカウントをクローズした後、即座に削除されず90日間の猶予がつきます(ちなみにGCPプロジェクトの場合は30日間)
- AWSサポートに問い合わせることで、猶予中のAWSアカウントを復活できる(GCPプロジェクトの場合はサポート問い合わせの必要なし)
- クローズできるAWSアカウント数は、過去30日間において全アカウント数の10%、最大200。上限に達すると下図のようなエラーが表示される
まとめ
AWSアカウントの削除(クローズ)が簡単になったことで、AWS Organizationsを使う理由がまた一つ増えました。