本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

プロレスのリングに上がれ!

昨日はDAF37(ドラマティック)に行ってきました。

daf.pink

DAFを私の解釈で伝えるとしたら「プロによる超優良なフリーテーマのライトニングトークまつり」でしょうか。

ライトニングトーク(Lightning Talks; LT)とは、カンファレンスや勉強会などでよく使用される発表形式で、一人5分という短い時間でプレゼンをするというものです。DAFに出演する方々は様々な業界におけるその道のプロであり、話すプロでもあるので、5分間で話者の世界に引きずり込まれます。 過去に4〜5回ほど参加させていただいていましたが、今回をもって凍結ということに。

いつもはステージと向かい合う形で椅子が並べられていますが、今回は特別仕様、プロレスリングが設置されていました。プロレスをほとんど見たことがない私にとってはかなり異質に感じます。

出演者はリング上でトークを繰り広げるのですが、歓談(休憩)中はリングに上がっても良いとのこと。この機を逃したら今後リングに上がれるかわからないなと思い、好奇心で上がってみました。

床に打ち付けてみたり、ロープワーク(ロープとロープの間を何度も往復)したり。ロープにはワイヤーが入っているので思ったより硬くて背中が痛くなりましたw

プロレスリングに立つと、1メートル程度の高さから会場がよく見渡せます。そこから見える景色は観客席(下)からだと分からないし、想像できたとしても実際に立って見えたときの印象は異なるはずです。

プロレスリングでパフォーマンスを見せる演者とそれを見ている観客で、見える景色はまったく違うものになります。私はたまにカンファレンスや勉強会などで人前で話すことがありますが、観客席では何ともなかったのがステージに立つと皆が私を見てきます(若干の自意識過剰が含まれます)。緊張はするしうまく話せなくなりますが、演者の立場から見える景色はいつだって良いものです。

スピーチの場に限らず、仕事やプライベートにおいても観客(=ただの参加者)になっていてはもったいない。楽しむなら演者の立場になってみたほうが同じ時間を過ごすならオトクです。

プロレスリングを見てふとおもった次第でした。