本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

実は優しくない!?ストリングス・ファインダーで自分の資質について考えてみる

日曜日にストリングス・ファインダーのセミナーに参加しました。講師の森川里美さんは日本にストレングスファインダーを広めた第一人者とのこと。軽快なトークかつわかりやすい説明に加え、少人数のグループに分かれてワークショップを間に挟んであっという間の2時間半でした。

以前に1on1させていただいた勉強会仲間の方から、自分の強みについて話していた際オススメされて参加しました。過去に複数回ストリングス・ファインダーを受けたことはあったものの、資質を深く理解できずに自分の強み・資質について考えてこなかったので今回のセミナー参加をきっかけに考えてみました。

 
私の資質TOP5は以下の通りです。

  1. 調和性
  2. 回復志向
  3. 公平性
  4. 慎重さ
  5. 共感性

過去に5回、数年おきにストリングス・ファインダーを受けたのですが、毎回「調和性」がトップに出ます。エニアグラムも「タイプ9(調和と平和を願う人)」なので、私は「ザ・調和性」で揺るぎないようです。

 

調和性の資質がある人は優しいと思われがちですが、実は「対立を好まずに、合意点を見つけて、前へ進むこと」が本質のようです。自分がちょっと我慢して合意できるのであればいいやと思って進む傾向にあるため、周りがほぼ同意見で揃っている場合は自分の意見を押すことはありません。

無駄な対立を嫌うため、「この人は何言っても考えを変えないな」と少しでも思ったら早々と見切りをつけて、戦うことをしなくなります。私の場合は、相手の意見が良い場合はもちろん賛成しますが、逆に間違っていたとしても自分が許容できる範囲であれば、その人が意見を変えない人なのであれば意見を押し通さずに賛成に回ることが多いです。なので、私は優しい人ではないし、私が何も言わないときはそういうことだと思ってくださいw

合意点を探って前進することを重視するゆえに、自分の意見が通せず怒りや我慢など色んな思いが溜まってきたときは、飲み屋で気を許せる人に愚痴ってガス抜きすることが大事とのことでした。

 
5番目の共感性は相手の気持ちを意図せずに感じ取ってしまうようです。「めだかボックス」の行橋未造みたいなタイプですね(知っている人少なそう)。感情を吸い取ってしまうとのことで、先ほどの調和性と、3番目の公平性を組み合わせるとチーム全体のバランスや空気感は保たれますが本人のストレスはかなり溜まることになりそうですw

 
2番目の回復志向と、4番目の慎重さについては、私がITエンジニアでITシステムのインフラ構築や運用をしてきたことが影響しているのかもしれません。ミスをすると提供サービスに影響するため慎重さが強く出てしまうことになります。また、システムがどんどんレガシー化してくるので、マイナスな状態にあるものをゼロに戻したがるのは回復志向なのかもしれません。

 
ストリングス・ファインダーの本を読んだだけでは資質についてよくわかっていなかったのですが、今回のセミナーでわかりやすく解説していただいたおかげで自分の考え方の癖や陥りがちな罠について知ることができました。もう少しストリングス・ファインダーについて勉強してチーム内で強みを発揮するためのワークショップをやってみたいと思います。