本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

ただ伝えればいいわけじゃない。伝え方と回数を意識する

大昔に同僚がとっていたコミュニケーションのやり方がちょっと良くないかもなと思ったことがありました。それは重要な連絡であっても社内チャット一つで済ませてしまうことです。同僚からしたら伝えるべき人にメンションしてメッセージを送ったのだからそれで十分だという認識だということです。

しかし、相手の立場になって考えてみると、忙しい人や職位が高い人ほど様々な人からチャットでメンションされます。チャットはストック(情報を溜める)のには向いておらずフロー(情報は流れる)なので、その一瞬は目を通したかもしれないけどすぐに他の情報に上書きされて記憶の彼方に飛んでしまうかもしれません。そして、後になって「以前に伝えたとおりですが・・・」ということになったらお互いが不幸になるだけです。

最近、社内で「情報伝達における平方根の法則」というのを教えてもらいました。「N人に情報を伝えるためには、√N回伝える必要がある」というものです。例えば、4人に情報を伝えるには√4 = 2回伝える必要があるし、100人なら10回も同じことを伝えないと全員に情報が伝わりません。同じ内容でも伝える範囲によっては複数回伝える必要があるということですね。

毎回異なる手段で伝えたほうがさらに伝わりやすくなります。チャットに加えて、会議時での共有や、メール、電話といった具合です。同じ手段であっても時間差で伝えるのも良いですね。リマインドがその例です。

相手に自分の考えや意見を「自分が意図したとおり」に伝えるためには、ただ1回言えばいいのではなく、同じ内容を何回も手段や時間を工夫しながら伝える努力をしていきましょうということです。

「なんでそんな面倒なことをしないといけないのか」と思うかもしれませんが、自分が反対の立場に立ったときにうっかり忘れたり情報の受信ができていなかった場合にとても安心できますよね。お互いが気持ち良いコミュニケーションをしていきたいものです。

著名人が毎回同じことを言っている理由

自分がフォローしている著名人やIT業界で多くの人が知っているであろうエンジニアを定点観測すると、毎回同じことをTwitterなどのSNSやカンファレンス、公演などで言っている気がします。常にその人の発言内容を追っていれば、また同じことを言っているなと思うかもしれません。しかし、平方根の法則にしたがえば、より多くの人に自分が伝えたいことを届けるには何回も何回も何回も同じ内容を言うしかないのだなと今になって理解できます。

なにかのイベント告知についてもTwitterで何度も宣伝しているのを目にしていましたが、何回も宣伝することで毎回異なる人たちに伝わっているのだなと思うようになりました。なので、私も今後何かしらのカンファレンスやイベント参加する際には何度もしつこく宣伝していくことにしますw