本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

変化や違いに気づく人になる

最近、「8番出口」というゲームが流行っているようですね。

Steam:8番出口

ご存知ない方に簡単に説明すると、間違い探し脱出ゲームです。無限に続く地下通路に閉じ込められるのですが、異変を見つけて出口(8番出口)までたどり着くというもので、若干のホラー要素も入っています。YouTubeでプレイ動画が上がっているので、どんなゲームか見るのが早いと思います。

初見でも30分〜1時間ぐらいでクリアできるぐらいのボリュームで、RTA(リアルタイムアタック)するための攻略情報もでてきていますね。スイカゲームみたいにサクッとできるゲームがヒットする傾向のようです。

このゲームのキモは冒頭に書いたように異変に気づくことです。あからさまにわかる異変もあれば、よく観察しないと見つけられない異変もあります。初見だと見つけられずにグルグル何周もしてしまうことがありそうですね。

 
先日の読書勉強会で稲盛和夫氏の「有意注意」というのを教えていただきました。

有意注意で判断力を磨く | 思想 | 稲盛和夫について | 稲盛和夫 オフィシャルサイト

どんなときでも意識的に気を込めて目的をもって真剣に意識を集中する必要性について説かれています。「どんなときでも、どんな環境でも、どんなささいなことであっても真剣に注意を向ける」のは意識しようと思ってもなかなか難しいですが、そうやっていこうと意識し続けることで習慣化できてくるのだと思います。

日常生活においても「8番出口」のような異変はないかもしれませんが、注意深く観察していつもとは違うものを見つけ解決していく必要があるのだと思います。

 
女性を喜ばせる際に変化した部分を褒めると良いと言われています。これは女性に限らず男性にも言えることではないでしょうか。
人は自分でしか気づかないような小さな変化であっても誰かに気づいてもらえたら嬉しいもの。なぜならそれだけ自分のことを見ていてくれているからだと思ってくれているからです。

「8番出口」に立たされているプレーヤーのように、「有意注意」で常日頃から違いや変化に気づいていく人でありたいものです。