前回(ユーザの追加)の続き。 追加したユーザでsudo権限を付与させる。 具体的には、ユーザをwheelグループに追加し、wheelグループに属するユーザに sudoを許可させるようにする。
- ユーザをwheelグループに追加する
- wheelグループに属するユーザにsudoを許可する
- 確認
[~]$ su -
パスワード:【rootのパスワードを入力】
[~]# usermod -G wheel hoge
hogeは前回の記事で追加したユーザ名。
usermodの-Gオプションは2番目以降のユーザにグループを追加するいう意味。
wheelグループが追加されたかを確認する。
[~]# id hoge
uid=500(hoge) gid=500(hoge) 所属グループ=500(hoge),10(wheel)
所属グループに10(wheel)が追加されていればOK。
[~]# visudo
...
Allows people in group wheel to run all commands
%wheel ALL=(ALL) ALL
↑コメントアウトする
Escキーを押してコマンドモードにしてから「:wq」と入力して、保存する。
[~]# exit;
↑通常ユーザに戻る
[~]$ sudo ls
We trust you have received the usual lecture from the local System
Administrator. It usually boils down to these three things:
#1) Respect the privacy of others.
#2) Think before you type.
#3) With great power comes great responsibility.
[sudo] password for hoge:【hogeのパスワードを入力】
.bash_history .bash_logout .bash_profile
参考URL:「さくらのVPS」導入解説 その5:sudoの設定
追記(2012年12月3日) visudoだけでsudo権限を与えることもできる。
Allow root to run any commands anywhere
root ALL=(ALL) ALL
hoge ALL=(ALL) ALL ←追加
グループに追加したくない場合はこちらが便利。