本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

転職して1ヶ月経った

今年の6月に11年勤めていた会社を辞めて、7月から新しい会社で働いています 1 。 職種はSREで、やることは今までとあまり変わりませんが、業界がまったく異なります。

40歳になって久しぶりの転職ということもあり、慣れないことが多いです。次第に慣れていくと思うので、そうした慣れていない、今の気持ちや考えも次第に薄れてしまうため、忘れないうちに書き留めておこうと思った次第です。

キャッチアップの難しさ

今の職場の会社規模は、今までのITエンジニアキャリアのなかでは最も大きいです。前職でも会社規模は大きくなっていますが、入社当初は200名未満で部署内も数十名程度、AWSとオンプレミスのシステム構成もシンプルでした。次第に社員数が増えていき、システム構成も大きくなっていきますが、拡大と同時にインプットを増やしていけたので自然に対応できていたと思います。また、社内のつながりも業務・業務外で増えていくため、誰に何を聞けばいいのか、キーマンがなんとなくでも掴めている状態でした。

グループ会社に出向しますが、同じく出向している人もいますし、社員数は100人未満、開発組織も20人に満たず、システム規模もかなりシンプルかつ既知の構成だったので違和感が少なく対応できていました。

今の会社では、社員数や展開しているサービス数が多いのに加え、いままで触れてこなかった技術スタックや構成ですし、介護・障害福祉という業界において事業ドメインも知ることが多いです。

前職で入社したときは28歳。結婚はしていましたが子どもは居なかったので、若さと時間のゴリ押しでなんとかできていました。しかし、40歳で脳の処理速度が追いつかなくなってきていると感じますし、自分の可処分時間も限りがあります。最近はAIによってアウトプットの速度が増えています。1日に生み出されるアウトプット量に対して、日々のインプット量が追いつかず、情報に埋もれていきがちになっていることに悩んでいます。

採用した技術スタックや背景、意思決定に至るまでの判断を知らなければ、日々の変化への対応が難しくなると思います。たとえば、プルリクエスト(PR)が来たときに、「なぜ、この変更を入れる必要があるのか」を理解しなければその変更が妥当なのかを判断することができないと思います。PRのDescriptionに背景は書かれていますが、もっと大元(そもそもの発端)といった情報は書かれていないか、別のドキュメントツールにまとめられているため、まずはそこを読む必要があります。「そこまで読まなくても判断できるのでは?」と思うかもしれません。PRの内容によっては、たとえば、脆弱性に対するバージョンアップとかはすぐにApproveできますが、何かの監視を入れたい、こういったツールを使いたいといったものは元々の目的・達成したいことを知らなければ、その手段が本当に良いのか(別の手段があるのでは)と考えたい性分なのです。

上記に書いたように、今まで触れてこなかった技術スタックのキャッチアップをしていかなければならないし、会社から求められることを成し遂げるためには、自分自身が成長していく必要があります。とても大変ですが、やりがいを感じています。

自分で仕事を取っていくことの難しさ

今まではトップダウンでプロジェクトやタスクが降りてきたり、自分なりに課題が見えている中でその解決するために動けている状況でした。今のチームでは、何をすればいいのか、というよりも、自分が何をしたいのか、何をしていくのが良いのかを自ら考えて取りにいく姿勢が求められます。

そのことについては入社前にEMとチームメンバーと顔合わせしたときに聞いていたのでギャップはありませんが、私の性分、わからないことが多いとまったく動けなくなってしまうのが悪い方向に作用してしまっています。

わからないことが多いなかで、わからないなりに仮説を立てて推進していくことが求められていると思います。今の開発組織・チームでは自動化が進んでいて、改善もどんどん進められているすばらしいチームですが、それでも改善したほうがいいこともあって、それが慣習かと思いきや、やはり改善すべき項目だったりします。入社したての今だからこそ、ギャップや違和感を抱いていることもあるので、それは大事にして書き留めておき、そのギャップを解消することが、新しく入ってきた私ができることだろうと思っています。

勉強会やドキュメント文化が活発

esaというドキュメントサービスに文書を残していく文化があります。esaのコンセプトは最初から完璧なドキュメントを目指さず、書き途中(Work In Progress; WIP)でもいいから出していこうというものです。なので、何かの情報をひとまず掴むことに関してはとても役立ちます。その時点でのドキュメントを残していくことで、なぜそのような決定をしたのかを把握できます。

しかし、いわゆるWikiのように情報が体系化されておらずあくまでスナップショット(その時点では正しいが今は正しいとは限らない)であるため、最新情報を取りにいくのはソースコードなどの一次情報や、直接人に聞くのが良い場合もあります。MCPサーバが提供されているので、ソースコードとesaの情報を照らし合わせて調査するのに役立っています。

勉強会も活発です。OIDC輪読会やスクラム勉強会を毎週業務時間内で開催しています。カンファレンスへの参加も活発です。先日はSRE Nextに参加させていただきました。

blog.jicoman.info

オフラインコミュニケーションの大切さ

普段はフルリモートで働いています。オンボーディングがしっかりしているので、入社後にとても困ることはなかったのですが、オンラインだけではコミュニケーションが難しいと思いました。特に入ったばかりだと、人となりがわからない状態なので、仕事が難しく感じます。オフラインでのコミュニケーションが一度入ることで、相手のことが多少わかるようになります。

先日のSRE Nextでは、同じチームメンバー3名と2日間対面で会話することができたのが、タイミング的にとても良かったです。また、別日にオフラインで四半期のロードマップを決める会に参加し、その後に歓迎会をひらいてもらったことで、チームメンバーについてリアルに感じて理解できました。

フルリモート勤務は私にとって、とても働きやすい仕事環境ですが、やはり定期的にオフラインでのコミュニケーションが必要だと思いました。

さいごに

昔であれば若さでゴリ押しできたと思いますが、可処分時間の制約によってインプットできる量に限りがあります。すべてをインプットすることは現実的ではないため、自分が成長したい・貢献できる領域に注力していければと思います。

頭の中にあることをひとまず吐き出して書いてみました。ここまで一切AIを使って書いていません。今後も定期的に思ったことを書き続けていこうと思います。


  1. 転職先はSNS等を見ればわかるため、ここでは明記しません。