本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

富士山の麓から5合目までを走(登)ってみた

先週末に富士山の吉田口から五合目(佐藤小屋)までを走(登)ってきました。

勉強会仲間が7月の富士登山競争に向けて練習するということで、お誘いを受けたのがきっかけです。

昨年から存在を知って興味を抱いていたので、ちょうどよい機会をいただけました。
動画を見るとかなりキツそうですし、一人だと山の中を走る勇気がなかったのですが、今回は私含めた3人で、2人は山梨在住なので安心して参加できました。

 

富士浅間神社からの吉田口からスタート。馬返しまでの約5kmまでは普通の坂道なので、多少の苦しさはあるものの、難なく走れました。

馬返しからが本番です。「馬返し」とは乗ってきた馬が登れなくなり、馬を返した場所という由来があります。その名の通り、険しい山道になります。

2合目までは半分、いや半分弱走るようにしていましたが、道が険しくとても走れません。だんだん息苦しさも増してきました。

馬返しの時点で標高は1,400mを超えています。普段は都内の平地で暮らしている身としては、高山での走りに身体が慣れておらず、いつもの息苦しさとは別の苦しさやめまいを感じました。

その後は勉強会仲間と談笑しながら登って5合目にたどり着きました。
朝6時半頃にスタートして、9時15分ぐらいに到着です。天候に恵まれ、5合目からの景色は最高でした。

帰りは来た道を下ります。
今回がはじめてのトレイルラン(ファストトレッキング)だったのですが、普通のランニングシューズだったので、足場がとても滑って何度も転びそうになりました。
トレイルラン(ファストトレッキング)する機会があれば、トレイルラン用シューズを購入しておこうと思いました。

 

往復で約20km程度と、距離的にはロング走と変わらないのですが、翌日にはしっかり筋肉痛になってました。普通のランニングとは別の筋肉をつかっていましたね。

登りでヒーヒーしているときに、颯爽と走っていく人を見かけました。山頂まで走って登られている人もいるだとか。ウルトラ完走してそれなりに体力ついてきたと思ってましたが、そういう人たちをみるとまだまだだなと思い知らされますね。

 

富士登山競争には興味があると書きましたが、今回走ってみて、そもそも走れないですし、キツかったです。また、狭い登山道を数千人が登っていくのは別の意味でキツさがあるので、もうちょっと走力がついたらエントリーを考えたいですね。

めちゃキツイ富士登山競争ですが、エントリー開始されると人気アーティストのライブチケット並に秒で完売されるらしいので、富士山の魅力もあるとは思いますが、世の中には(良い意味で)変態が多いんだなと思いました。