本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

心を亡くしているときだからこそ、やることを集中する

ブログ投稿に間が空いてしまいました。
誕生日の前後から月末まで、忙殺されておりました。
詳細は伏せますが会社での仕事が立て込んできたのに加えて、技術書典に向けての新刊執筆をすすめたり、飛騨高山ウルトラマラソンの練習もしたり、子どもの面談などで面倒を見たりといくつもの並行で進んでいました。

先月末で期末が締まったので一応一段落しました。技術書典は初日に間に合わなかったのですが、8割ぐらい書けているので、オンライン期間中に販売開始します。ウルトラマラソンは不安が残りますが走行距離はまあまあ稼げたので、今週から調整に入っていきます。

私の知り合いや周りには、私なんかより公私ともに忙しいのに色んなプロジェクトなどを立ち上げたりしている、めちゃすごい人がたくさんいます。そういう人たちはバイタリティ溢れているので、忙しさで目が回りそうになりながらも、なんだかんだ楽しんでやっている節があります。その人たちに憧れて自分もと思ってしまいますが、積んでいる馬力が1〜2桁違うんじゃないかと思ってきており、自分の限界を痛感します。

仕事面において、先日プレスに出たような機能開発に加えて、SRE(ITインフラ)やデータ基盤系(これは少なめ)も入っているのですが、1日の中でもコンテキストスイッチがいくつも切り替わると、頭の中の整理が追いつかなくなってパフォーマンスが明らかに低下していると感じました。

1つ1つのお手玉が大きいのかもしれませんが、2〜3個を回すのが精一杯。いくつものお手玉を回しているマネジャーにはとてもなれそうにないですね。

誰かのX(Twitter)にポストされてましたが、20代であれば、時間を(体力の続く限り)無限に使えるのでパワープレーでなんとかなっていたと思います。しかし、あまり年齢のせいにはしたくありませんが、30代後半になると家庭など使える時間はどうしても限られてしまい、今まで使えていたパワープレーという手札が使えなくなります。

そういう状況下におかれたときに初めて、自分の特性はあきらかにマルチタスク、並列化はできない、向いていないというのをはっきりと向き合えたのではないかと思いました。

 

『エッセンシャル思考』では、本当に重要なことに集中し、それ以外をやらない、というのが主旨でした。特に私のよう直列式回路しかもっていない場合は、やらないことを思ったことを決めて、捨てるというのが重要です。

いくつのもお手玉を転がして忙しくして、何かのチャンスを失うよりも、大事なもの以外を捨てまくって余裕をもつことでより充足ある生活にしていきたいものですね。

 

グレッグ・マキューン(著), 高橋璃子(翻訳)
かんき出版 (2014-11-17T00:00:00.000Z)
¥1,584