メガネを新しく買い替えました。メガネを超音波洗浄機に入れたらキズだらけになってしまったからです。そのキズを何とかしようとあれこれ試しているうちに、余計ひどい状態に。仕方なく半壊状態の予備のメガネを使ってごまかしていたのですが、掛け心地も視界も悪くて、毎日の生活に支障が出ていました。
今のメガネを作った某大手メガネチェーンではなくて、今回はちょっと節約志向ということで、新しくできたJINSしました。1時間程度で完成しましたし、1万円くらいで済んだので満足です。前のメガネでは、レンズに曇り止めなどの加工を追加料金を払ってやっていたんですが、結局曇り止めはまったく効かないし、光が変に反射して見づらい、Zoomなどのオンライン会議では推理しているときに江戸川コナンばりにレンズが全反射したので、今回はレンズ加工はなしにしました。
私の視力はかなり悪くて、レンズが厚くなります。以前ならフレームに収まらなくて薄型レンズにするための追加料金がかかっていたのですが、今回は追加料金なしで、標準の範囲で済みました。レンズの技術って地味に進化しているのかもしれませんね。
新しいメガネをかけると視界が劇的にクリアになりました。度数自体は変わらないんですが、傷や汚れがないだけで、こんなにも視野が明るく鮮やかになるのかと驚きました。視界がクリアだと気持ちまで明るくなります。
こういう体験ってメガネに限ったことではないと思うんですよね。日々の生活で目の前のことだけにとらわれてしまい、視界がどんどん狭くなっていることがあります。しかし、ある日突然、何かがきっかけで視界が一気に広がり、世界がガラリと変わって見えることがあります。
『Dr.STONE』で、ぼやぼや病(=近視)に苦しむスイカという少女が、主人公・千空が作ったレンズのおかげで、景色が鮮明に見えて感動するシーンがあります。今まで見えてはいたけど、レンズによってより鮮明になってこんな風に見えるんだ、と感動させられます。
普段、自分が見えている世界というのは当たり前のように感じてしまいがちですが、実はそれ以上に鮮やかでクリアな世界がすぐそこにあるのかもしれません。それは、メンターや師匠だったり、仲間や後輩、あるいは本や動画での一言だったり、どんなきっかけでも。ふとした瞬間に、視界がパッと開けて、新しい世界が広がることもあるんですよね。
だからこそ、自分の心の琴線に触れて、新しい視界が開けるようなきっかけに、日々触れていきたいなと思った次第です。