本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

チョコザップから学ぶ「スキマ」の狙い方

今日もチョコザップネタです。今日で終わると思います。

チョコザップに行く時間は朝5〜6時ぐらいでほぼ人がいません。誰かがいると気を使ってしまう私にとって無人状態は嬉しいので気兼ねなく利用できます。しかし、ずっと無人状態ではなく、ちょこちょこと来店されてきます。

その人たちをなんとなく観察してみると、色んな利用をされていますね。

ランニング帰りであろう汗ビッシリかいた状態で締めトレーニングとしてマシンを利用したり、
普段着(寝間着?)でちょこっとだけマシンで(失礼を承知で)大した負荷がかからなそうな利用をされていたり、
出勤前のスーツ姿のサラリーマンが、上着だけ脱いでマシン利用したり、
etc

ただし、いずれも滞在時間は短めです。私がエアロバイクを漕いでいる最中に訪れて、漕ぎ終わる前に退店されます。

通常のジムだと、それなりの着替えや道具の準備、ストレッチなどして、自分の限界まで追い込むという"ガチ勢"が多いので、本当に「ちょこっと」利用をされている人が多いのだなと感じました。

しかし、その「スキマ」にニーズがあることを狙ってヒットさせたRIZAPには頭があがりません。
「運動 = ちゃんとやらなければならない」という前提を覆して、運動するためのハードルを限りなく下げた。

人は何かを始めるにあたり、お金と時間への余剰がないとできません。ジムはお金がかかりますし、なにより行く時間をちゃんと確保しないとダメだという潜在意識があるから続けられないと思います。

今の時代のわたし達はほぼ無限にある娯楽や情報によって暇な時間がほぼないといっていいでしょう。何かを始めるための時間を捻出するのが難しくなってきています。そこでいかに「スキマ」を埋めさせるか。

SNSやYouTubeなどもちょっとしたスキマ時間についついスマホで見てしまいますし、最近は「スキマバイト」でちょっとした空き時間にお金を稼げます。

ユーザーの認知的負荷を極力上げずに、ちょっとだけの時間とお金だけをいただく。そういう形態が増えていますね。

チョコザップに入会してそういうスキマがいかに多くの人の潜在ニーズを満たしているかがわかった気がしました。