世の中には、若い頃から才能を発揮してどんどん成果を出して周りから認められてもらったり成功体験を積み重ねっている人がいます。いわゆる早熟というやつです。
一方で、私のような凡人は、そんなスピードは出せずに常に定速。めっちゃ早いわけではないけど、そこまで遅くはない。だいたいいつも同じぐらいのペースで進んでいます。
短期的な視点に立つと、早熟している人の圧勝ですね。いかに早い時期から一廉の人、「何者か」になったか。そこには短期決戦で自分がこれだと思ったリソースを全振りする必要があります。
方や、私のようなタイプは長期的視点で、ひたすら地道に同じペースをすすんでいく。
先日のウルトラマラソンでも私より通常時のスピードが早そうな人たちに序盤でどんどん追い抜かれてしまいますが、中盤〜終盤で追いつくことがしばしばありました。スピード出していた人たちは途中で力尽きたのに対して私は定速でいつの間にか追いついてしまったというわけです。
先日のブログでは短期間か瞬発力を求められる競技よりも、長時間でじっくり進むほうが性にあってますね。
徳川家康は60歳で天下をとりました。ケンタッキーの創業者であるカーネル・サンダースは65歳でケンタッキーフライドチキン(KFC)を創業しました。このように人生後半という時期で思いがけない成功を掴んでいる可能性もありますね。
今をあまり焦らずに、でも焦りつつも前を向き続ける。人生を長い人生ゲームだと捉えて、最終的に良い状態で上がれたらそれで勝ちだと思うのです。