先日、小田急グッズを販売しているTRAINS新宿店が閉店しました。
特別な思い入れがあったわけではなく、息子と新宿にしばしば遊びにいった際に、JR改札口から降りてすぐの場所にあるこの店に立ち寄ることがあったという程度です。
閉店するのは以前から知っていましたが、最終日にたまたま息子と行く機会がありました。いつもは並ばずに店内を見ることができるのですが、今回ばかりは行列ができており、並ばないと入れない状況でした。
正直な所、毎回賑やかしといいますか、ジオラマや商品をただ見ているだけだったのですが、息子がどうしても並びたいと言ったものですから、せっかく並んだのだから何か買おうということで、小田急ロマンスカーのプラレールを購入しました。
その後に立ち寄った家電量販店の方が安いですしポイントが付くので明らかに損なのですが、いままでわずかでもお世話になったので最後に何か貢献できたのかなと思います。
蛇足ですが、たまに海老名にあるロマンスカーミュージアムにも行くので、小田急グッズはちょくちょく買ってはいますw
息子はプラレールが大好きで、事あるごとにおねだりしてきます。
タカラトミーというか鉄道会社の戦略が上手いのでしょう、その路線で走っているプラレールは普通の家電量販店で売っていない場合があるのです。
私がいつもお世話になっている西武鉄道のプラレールなどは駅構内のトモニーで売っていることもたまにありますが、路線外の拠点だとなかなか手に入らなかったり割高だったりします。たまにいく本川越のポポンデッタに行けば、普通に売ってますからね。しかも定価で。
先日は京王線のプラレールが欲しいと言っており、京王れーるランドに遊びにいくついでに購入しました。ネットショップで買うと送料などかかりますが、ショップ内だとそれがないですからね。
普通に考えれば、家電量販店やネットショップで買えるようにしたほうが売れそうな気がします。
しかし、そのミュージアム・ショップでしか売っていないという「プレミア感」を押し出した方が、「これは買わなきゃ」という気持ちにさせられてついつい買ってしまいたくなりますね。
冷静に考えれば、あとから買える手段はあったはずだし、どうしても欲しいものではないはずなのに、希少性があるから買っておこうと思考に陥ってしまい、判断が曇らせてしまっているわけです。
さらに「息子が欲しがっているから・・・」とか都合のよい言い訳が揃うと、買わない理由が弱くなってしまい、財布の紐がゆるくなってしまいます。
逆に言えば、自分が商売をするときには、いつでも買えますよ、と謳うのではなく「ここでしか買えない」というプレミア感を出していったほうがその場で購入してもらいやすくなるということですね。