今月から新四半期が始まりました。前四半期から新機能開発をリードする役割を担うようになりまして、少々押しましたが無事リリースできました。この四半期ではその機能を顧客に使ってもらいユースケースを増やすための機能追加と改善をしていきます。
すすめていくにあたって一番最初かつ重要なのが「何を作るか」。顧客に使ってもらえるような機能でなければ意味がありません。ビジネスサイドとの距離感も近いため、先行して使っていただけそうな顧客に対してヒアリングしていったり、試用のフィードバックをもらったりしていくことになると思います。
そしてチーム内で何を優先してつくるのか、仕様に落としていくのかを決めていきます。まだまだプロダクトや既存仕様の理解が浅いため、周りの力を借りながらすすめていかなければなりませんし、チーム内で最も意見を揉む場面です。
つまりは複雑なコミュニケーションが求められるということです。ここでいう複雑とは、チームメンバー各々で議論錯綜していく様を指します。一方で定例やミーティングでの議論は一方通行あるいは話す人が限定されており、複雑とは対照的ですね。
前四半期でやってみて実感したのが、そういった複雑なコミュニケーションを要するときは、オフラインが一番効果的だということ。当たり前だと思われますが、普段はリモートワークで音声でのオンラインコミュニケーションを多用している身からすると、その違いが圧倒的だということです。同じ時間で議論しているはずなのに、出てくる成果は全然違うし、圧倒的に早いです。単位時間あたりの生産性では露骨に差がでますね。
個人的には複雑なコミュニケーションを必要とするときは、オフライン・物理出社が良いと感じました。とはいえ、ずっと物理出社もそれはそれで辛いものがあるので、仕様・設計などが決まってきて後は手を動かせるようになってきたら、オンライン主体で作業モードに入るという、メリハリをつけるのが一番良いと思います。