先日、ランニングのパーソナルトレーニングを受けてきました。きっかけは、以前のブログで書いた、湘南国際マラソンでサブ4どころか横浜マラソンより結果が芳しくなく、自分のフォームや練習方法に限界を感じていたのが理由です。独学で身につけていくよりも結果を出している人に聞きにいくのが一番効率的なので、パーソナルトレーニングを受けることにしました。
最初からランニングフォームから入るかと思ったら、靴のサイズや靴紐の結び方から。
爪が何枚も剥がれている経験から、ヒールロックという結び方にしていますが、それでもゆるく結んでいると指摘。また、練習用シューズは時間がなくてサイズを0.5cm大きいのを買ったのですが、やはりサイズが大きめだったとのこと。まだ1歩も走っていないのに、シューズだけで、私の走り方の癖まで即座に見抜かれてしまいました。
次に、姿勢(立ち方)と着地。デスクワーカーの宿命とも言える、猫背で顔が両肩のラインより前に出てしまっている。そして、肩と股間まわりがガチガチ。腿を上げてから足を回して着地する際に、体幹が安定しないので毎回ブレる。
これは毎日のストレッチと練習で改善できるので少しずつ修正していくしかありません。
そして、いよいよランニングフォームのチェックです。後ろと横の動画を撮影。
以下の指摘をいただきました。
- 姿勢が後傾している
- 膝を伸ばしたまま、身体の前にかかと着地
- 右足が斜めを向いている
- 腕振りが弱く、前に出ている(特に左)
自分の中では、前傾でちゃんと走れている「つもり」でしたし、足が前にでていないと思っていた「つもり」でしたが、実際に録画で見るとまったくできていないことに気づきました。なんてこった。
改善点として、以下のことを意識するように言われました。
- 縄跳びをしているような感覚
- やや前傾姿勢でその場で足を着地する
- 腕振りは肘を後ろに引く
- 接地時の足音を小さくする
これらを意識して走るのがなんと難しいことか!特に難しいのが「接地時の足音」。普通に走っているとかかと着地なので「ドスンドスン」なんですね。一方で、岩原さんの足音はとても静かです。
縄跳びみたいに、その場でジャンプすると足音は小さいのでそれを走りに転換すればいいのだけど、まあ難しいこと。
昨日の朝ジョグでさっそく意識してみました。今まで足音なんて気にもしていなかったのですが、早朝で誰もいないので足音の違いに気づくようになりました。直す前と後で、まったく違う!
少しだけ意識すればできるようになってきたので、当面はジョグ中心でフォームに慣れていくようにします。
慣れていないせいか、ふくらはぎが筋肉痛で辛いので、身体全体で慣れていくようにしたいと思います。
今回学んだのは、自己流では気づけない欠点が多いということ。他人からのフィードバックや録画で客観的に見ることで、自分の現状を正確に把握できると感じました。これはランニングだけでなく、仕事にも共通することです。「自分ではできている」と思っていても、実際は思い込みである場合が多いと改めて気づきました。
仕事でも同僚や上司からのフィードバックを積極的に求め、自分の行動を見直すことが重要ですし、こうした環境を作るようにしていきたいものです。