日本科学未来館に行ってきました。子どもと行くときは鉄道系博物館に行くことが多いのですがこういった科学館に行くのは久しぶりです。
常設展のみでしたが、地球全体で起きている現実と未来をわかりやすくモデル化している展示がとてもおもしろく、科学的なアプローチでどう取り組んできたのかが学べます。 そして、私たちは何を考えどう行動していけばいいのかについて考えさせられるような工夫が素晴らしかったです。
1階にお土産コーナーがあり、宇宙食や昆虫食など特殊なものも置かれています。そんなわけで(?)好奇心に駆られたので(??)昆虫食であるセミの幼虫を食べてみました。
美味しいといえる味ではありませんが、乾燥しているのでスナック菓子のように食べることができました。
昆虫食は古くからありましたが、近年の食料問題への解決策として注目されています。タンパク質など栄養があり、育てるときの環境負荷も小さいと言われています。
最近、『ディスカバリーチャンネル』というYouTubeチャンネルを見つけました。世界中の過酷な環境で身ひとつでサバイバルをする動画が人気で、哺乳類・爬虫類・魚を狩ったり、昆虫を焼いて食べたりするシーンが特徴的です。サバイバルするうえでタンパク質が何より重要であり、そのために動物の肉や昆虫をときに危険を冒しながら捕まえようとしていました。さすがにそこまで危険な環境に身を置くことは考えづらいですが、災害などにより自分がもし何もない状況に陥った場合にはいわゆるゲテモノに手を出さざるを得ないかもしれません。
『鉄鍋のジャン』という料理マンガにて、「未来食」というテーマでの料理対決があったときに主人公のジャンがダチョウ肉と昆虫を組み合わせた料理を振る舞うシーンがあります。当然、観客・料理人・審査員一同ドン引きしますが、ジャンだけは21世紀の料理はサバイバル。昆虫ぐらい食えないと生き残れないと主張します。
流石に当時は時代を先取りしすぎな気がしましたが、近い未来では満足に食料を食べられない可能性もあります。今のうちに慣れておく必要があるのかもしれないとおもった次第です。