本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

HomebrewをGUIで管理できる「Cakebrew」が便利そう

Macのパッケージ管理といえば、MacPortsが有名ですが、最近はHomebrew(ホームブルー)が使われるようになってきたようです。MacPortsに比べてパッケージ(ソフトウェア)がインストールしやすいらしいので、Mac初心者の僕も使っています。

インストールが簡単とはいえ、コマンド(CUI)にあまり馴染みが無い人にとっては一々パッケージをインストールするのにコマンドを叩くのは面倒です。また、しばらくして何を入れたか忘れてしまったときやインストールしたソフトウェアのバージョンが知りたいとき調べるのが大変だったりします。

最近、CakebrewというGUIでHomebrewを管理できるソフトウェアがリリースされました。そこで今回はCakebrewをインストールして簡単に使ってみましたので紹介します。

環境

  • Mac OS X 10.9.2
  • Homebrew 0.9.5 *1
  • Cakebrew 1.0.5

Cakebrewのインストール

Cakebrewのページに行き、[Download Now]というリンクボタンをクリックし、dmgファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックし、マウントしたファイル内の[Cakebrew.app]を実行すれば起動します。

起動

起動すると以下のような画面が表示されます。

Cakebrew top

左側のサイドメニューを見てみると以下のようになっています。

  • Formulae(パッケージ)
    • Installed(インストール済のパッケージ)
    • Outdated(更新できるパッケージ)
    • All Formulae(公開されているすべてのパッケージ)
    • Leaves(インストール済で依存関係が無いパッケージ)
  • Tools
    • Doctor(brew doctorを実行してくれる)
    • Update(Homebrew自体のアップデートをしてくれる)

パッケージのインストール

例えば、nginxをインストールしたい場合は、右上の検索窓から検索すると表示されるので選択します。

nginx

nginx 1.6.0 (Stable)がインストールできるようです。 [Install Formula]をクリックするとインストールが完了します。

パッケージのアップデート

サイドメニューの[Outdated]をクリックすると、アップデート可能なパッケージ一覧が表示されます。

Cakebrew Outdated

現在、インストールされているバージョンと、アップデート可能なバージョンが表示されているのでわかりやすいです。

最後に

GUIでHomebrewを管理できるCakebrewを紹介しました。 今のままでの十分便利ですが、検索機能などさらなる機能強化を今後も期待しています。

*1:brew --versionで調べました