Macのパッケージ管理といえば、MacPortsが有名ですが、最近はHomebrew(ホームブルー)が使われるようになってきたようです。MacPortsに比べてパッケージ(ソフトウェア)がインストールしやすいらしいので、Mac初心者の僕も使っています。
インストールが簡単とはいえ、コマンド(CUI)にあまり馴染みが無い人にとっては一々パッケージをインストールするのにコマンドを叩くのは面倒です。また、しばらくして何を入れたか忘れてしまったときやインストールしたソフトウェアのバージョンが知りたいとき調べるのが大変だったりします。
最近、CakebrewというGUIでHomebrewを管理できるソフトウェアがリリースされました。そこで今回はCakebrewをインストールして簡単に使ってみましたので紹介します。
環境
Cakebrewのインストール
Cakebrewのページに行き、[Download Now]というリンクボタンをクリックし、dmgファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックし、マウントしたファイル内の[Cakebrew.app]を実行すれば起動します。
起動
起動すると以下のような画面が表示されます。
左側のサイドメニューを見てみると以下のようになっています。
- Formulae(パッケージ)
- Installed(インストール済のパッケージ)
- Outdated(更新できるパッケージ)
- All Formulae(公開されているすべてのパッケージ)
- Leaves(インストール済で依存関係が無いパッケージ)
- Tools
- Doctor(brew doctorを実行してくれる)
- Update(Homebrew自体のアップデートをしてくれる)
パッケージのインストール
例えば、nginxをインストールしたい場合は、右上の検索窓から検索すると表示されるので選択します。
nginx 1.6.0 (Stable)がインストールできるようです。 [Install Formula]をクリックするとインストールが完了します。
パッケージのアップデート
サイドメニューの[Outdated]をクリックすると、アップデート可能なパッケージ一覧が表示されます。
現在、インストールされているバージョンと、アップデート可能なバージョンが表示されているのでわかりやすいです。
最後に
GUIでHomebrewを管理できるCakebrewを紹介しました。 今のままでの十分便利ですが、検索機能などさらなる機能強化を今後も期待しています。